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知っておきたいローンの種類と金利適用の決まり

2015年11月4日「水曜日」更新の日記

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多様化する住宅ローン選びについてのアドバイスはFPに依頼するにしても、住宅ローンを借りるうえで、最低限身に付けておきたい知識がないわけではありません。住宅ローンを借りるうえで最も重要なポイントは、いうまでもなく金利です。その金利の変動性によって、住宅ローンの種類は大きく3つにわけられます。1つは、借入時の金利が完済まで変わらない「完全固定型」。2つ目は、その金利を固定する期間を選択する「固定金利期間選択型」。このタイプは、金融機関によって「固定金利特約型」や「固定金利指定型」といった呼び方があるようです。固定する金利期間も1~20年までさまざま。一般的には期間が短いほど金利水準は低くなりますが、時には逆転現象が起きることもあります。最後が「変動型」です。変動型といっても、適用金利や返済額が毎月変わるわけではありません。都市銀行を始めとするほとんどの金融機関が採用しているのは「5年ルール」付きの変動金利です。返済を始めた後は、半年に一度金利を見直しますが、返済額は5年間変わりません。その間の金利変動は、1回あたりの返済額に占める元金と利息の割合を変えることで調整しています。金利が上がると元金の比率が減り、金利が下がると元金の比率が高まるというしくみです。6年目にそれまでの金利変動を反映して返済額を見直します。ただし、そこで金利が上がっていても、返済額の上昇は最大1.25%倍までに制限されています。「変動型」といえば、このタイプが主流ですが、一部の外資系銀行やネット銀行などでは、「5年ルール」がない毎月変動タイプを採用しているケースもありますので、金利と返済額の変更ルールについては必ず確認するようにしましょう。以下は、金利 に関する注意点をまとめてみました。 ①店頭金利と優遇金利は違う ②適用金利と審査金利は違う ③適用金利は融資実行時の水準で決まる 金融機関は住宅ローンの種類ごとに毎月、店頭金利を改定します。各銀行のホームペー ジなどに「金利一覧」として表示されている金利です。

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