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資金計画

2015年11月2日「月曜日」更新の日記

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資金計画を立てるにあたっても、その分野の専門家のアドバイスを受けるのが正解というのは変わりません。金融の原則は自己責任、最終的には自分で判断するしかありませんが、専門家の知識を借りて損はないと思います。住宅ローンに関する専門家といえば、「ファイナンシャル・プランナー」です。金融、証券、保険、年金、ローン、不動産、税金などの幅広い知識を持つ、いわばマネーの専門家。家庭の家計や資産の状態、ライフプランに合わせて、効率的な運用プランや資金計画などをアドバイスするFPは、ご存知の方も多いでしょう。もっとも、FPだからといって誰に相談してもいいわけではありません。FPはマネーに係わる幅広い知識を持つ専門家ではありますが、医師に、内科・外科・小児科・産婦人科といった専門分野があるように、FPにも得手不得手があります。FPでもっとも多いのは、株や金融商品、保険の知識が豊富なタイプ。もともと証券会社や銀行、生命保険・損害保険会社の社員がスキルアップのために取得し、独立したケースが多いからです。もちろん、証券や保険系のFPでも、住宅ローンの基本的な知識はありますが、実践的なアドバイスを受けるには、不動産・住宅に関する知識を持っていることは不可欠です。また、不動産・住宅の知識があっても、不動産会社やハウスメーカーなどのFP担当ではダメなのはおわかりでしょう。FPには客観的なアドバイスをするという倫理規程はあるものの、企業に勤務して業務の一環として行っている場合、その企業に係わるマイナス情報は出てきません。住宅ローンに関して的確なアドバイスを受けるには、特定の企業に属さず独立開業して、個人ユーザー向けにコンサルティングを行っていることがポイントです。

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