不動産探しと暮らしのアイデアを伝授!住まING

トップ > 平成27年10月> 17日

大地震に対応した材料

2015年10月17日「土曜日」更新の日記

2015-10-17の日記のIMAGE
●地震対策の予算の考え方 現在、大地震に対応した材料(装置)がたくさん出回っています。安くて性能の高いものはどれなのか、判断に迷うことも多いのではないでしょうか。まずは基本的な考え方を理解していただきたいのですが、地震への対策は「耐震」がスタンダードとなります。「耐震」は建築基準法で定められた安全の基準であり、建築業者が法に違反しない限り、どの住宅にも適用される耐震基準ということです。それから「制震」「免震」「断震」という順に耐震レベルが上がっていきます。一方で、免震装置は付帯工事を含め500万~1000万円くらいのコストがかかることになります。いずれにせよ、家全体に占める予算の割合は大きなものになるので、慎重に検討する必要があるでしょう。 ●ローコストで効果大の「制震テープ」 制震材においては、一般的には、先ほどお話しした200万円前後がメーカーなどでは目安となって、その価格帯に合った商品が提案されるケースが見受けられます。確かに、戸建て住宅の制震装置には、さまざまなものがあります。カタログを見ても、どれがよいのかわからないという声も耳にします。そのため、平均的な予算をもとに、業者の営業マンがすすめる商品を設置してしまうのでしょう。仕組みが簡単であれば、機械自体も壊れにくく、メンテナンスのコストもかかりにくくなります。

このページの先頭へ