工務店
2015年10月8日「木曜日」更新の日記
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- 【(個人の)工務店】
いわゆる一人親方とか、従業員は親方に弟子が二人くらいというようなところが多い。つまりその親方の力量によって、価格から仕上がりまですべてにおいて差が激しい。材料などの入手はハウスメーカーほど優位さがない。また、高級な材料を使えば、坪単価が高くなる。知り合いだからといって値切れば、先方も商売なので、その分、わからないところで手抜きをしてきたりすることもあるかもしれない。例えば、あまり安く値切ったので、関東地方では必ずつける「雨戸」を省略された例がある。あまり値切ると工程のどこかを省かれるかもしれな
いということを心得なければならない。
【中小の分譲業者】
一戸建てを請け負う業者は、マンション業界とは違って、小さな分譲業者が無数にある。こ
れらは土地があればそれを分割して、ユーザーの懐に合ったぎりぎりの広さの一戸建てを建て
たり、オーダーメイドで売り出したりする。
こういう業者は、ひとつの物件で大きく儲けないと宣伝費などの経費がカバーできなくなる
といった経営のところが多い。そのため建物の坪単価が高くなっている。さらに、大手のメー
カーと異なり、アフターサービスにはあまり熱心ではない。というよりはそこまで行なう余力
がないところが多い。
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