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工法別の注意点

2015年10月6日「火曜日」更新の日記

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【木造軸組工法】  これは日本古来からの工法であるが、最近の木造は昔のものとは違う。例えば、木材にして も檜はほとんど使わないし、一本一本が細いので家そのものの耐久力がない。しかも合板や洋 材が多いが、これは日本の気候には合わない。問題はそれを「強化材」などでどのようにカバー しているかである。  できれば、桧の太い角材を使っている工務店を選びたい。多少の費用がかかっても材料が肝 心で、それによって建物のもちや居住性が違ってくる。 【ツーバイフォーエ法】  これは、断面が2インチ×4インチのパネル材で組み立てる工法である。最近では耐震性や 断熱性に優れているということからよく用いられている。しかし、建てているところを見る と、雨ざらしでも平気で構造材を組み立てていたりする。このような時には、シートをかぶせ るくらいの配慮のある工務店を選ぶことが肝心。業者は大丈夫ですと言っても、雨で濡れた材 料はそうは簡単には乾かない。 さまざまな建物の工法とメリット・デメリット メリット・木造軸組工法 ・自由に股計できる ・日本の気候に適している ・工務店に直接依頼できる ・角材が使える メリット・ツーバイフォー工法 ・壁で強さを保つので地震に強い ・工法が簡単で工期も短い ・技術の差が出にくい デメリット・木造軸組工法 ・技術の差が出やすい ・工期が長い ・手抜きの可能性がある ・設計がいい加減な場合がある デメリット・ツーバイフォー工法 ・雨季の工事がしにくい ・開口部が広くとれない ・部材のズレの補正がしにくい メリット・軽量鉄骨工法 ・木材を多く使わないのでコストが安い ・技術をあまり要しない ・柔軟性があり地震に強い メリット・ユニットエ法 ・工場生産が高く、コスト削減ができる ・工期が短く、仮り住まいの苦労がない ・技術による差が出にくい デメリット・軽量鉄骨工法 ・鉄骨のサビによりが老化が進む ・ボルトのしめ方が加減であれば、外壁に金がかかる デメリット・ユニットエ法 ・設計の自由度が少ない ・ユニットの合わせ目が厚くなる ・工場生産での不良品を使われることがある ・工期が下請けの都合で延びやすい また、1階と2階のつなげ方が、頼りない金具でいかにもひ弱なものが多いが、その点にも気を配るべきだ。

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