どんな工法・工務店を選んだらよいか
2015年10月5日「月曜日」更新の日記
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- ■間違いのない家造りのポイント
家を建てるにはさまざまな工法があるが、いったいどんな工法があって、どれを選ぶかはなかなか迷うところである。昔は大工さん、すなわち個人の工務店に頼む「在来木造」が当たり前だった。最近では、「ハウスメーカー」といわれる工務店、つまり業者に家の設計から施工まですべて任せてしまうケースが多い。これは資材のまとめ買いによる低価格、機能的な設計、優れたデザイン、明朗会計などの点から、業者のほうを選ぶ向きが多いということであろうが、一概にそれがよいとはいえない。大手の業者は、ハウジング広場などに「モデルハウス」という形で、工法・資材・設計・機能設備・インテリアなどのサンプルを示している。
しかし、モデルハウスはどれもきれいで、すてきに見えるので惑わされることも多い。そこで、その判断の材料を「具体的に営業や施工をどのように行なっているか」に視点を置いて紹介しよう。ただしはっきり言って、決定的に「ここがよい」ということは言えない。どこも欠点と長所を持っているので、後はユーザーの判断と好みである。よくハウスメーカーなどの住宅フェアがあるが、それは自分の会社にお客を誘導するためのイベントだから、
これも全面的に信用はできない。
最低必要な選択の基準は次の通りである。それでよく判断してほしい。
●工務店を選ぶ時の基準
1見積もりや設計がしっかりしている
2ユーザーに誤解を与える営業はしない
3やたらに契約を迫らない
4ユーザーの要望に耳を傾け、それに答えを出す
5基礎工事に気を配る工法を選ぶ
6耐震性、金具などの構造体の強化に力を注いでいる
7建築違反をしない
8企画力が優れている
9建築費用が割高でない
10すでに建っている現場の建物が魅力的で問題がない
以上のことを踏まえた上で、自分が納得する業者に絞り込むのがよい。
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