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一戸建ては地形、地盤が問題

2015年10月2日「金曜日」更新の日記

2015-10-02の日記のIMAGE
■土地の安全性・居住性を考えるこれまでは土地や建物に関する法律上の規制について解説してきたが、たとえ法律上では問題がないにしても、これだけではまだ不充分である。もちろん買い手の考えや趣味などもあるだろうが、次にあげることも考慮に入れて欲しい。 ●地盤に気を付ける不動産の売買で、一番留意すべきなのは地盤である。先の阪神淡路大震災で多数の被害がでたが、地盤の弱い地域で家がたくさん崩壊し、人もその下敷きになって犠牲になった。だから、家を考えるなら、まずは地盤を問題にすべきだ。とくに次の点に気を付けて欲しい。 1)たんぼ、沼、などの埋立地は避ける 2)きれいな造成地でも、その前は山であったところは、山を削った「切り土」はよいが、谷を埋めた「盛り土」は避ける 3)近くに山が迫っていて、いつ崩壊するかわからないような地形の造成地は選ばない 4)川や海の近くの岸壁の近くは地盤が弱いので選ばない 5)高台でも、すぐ隣が崖であるようなところは家ごと流される危険があるこのような土地では、いずれも家を建てて安心して生活するには適していない。このようにいっても、不動産の理解の少ない人は、一見したのではわからない。そこで、地盤の点検をして欲しいものである。土地でも、造成地などになれば、さまざまな条件がある。

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