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退去時のお金の精算は明確に!

2015年9月25日「金曜日」更新の日記

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賃貸契約を結ぶに当たって、基本となる書類はいうまでもなく契約書だ。契約書に書かれていることを理解し、納得したうえで署名・捺印することがトラブルを防ぐ最善の方法であることは繰り返し説明してきた通り。賃貸トラブルのうち、お金にまつわるものの多くは、退去時に関係している。とりわけ問題の種になりがちなのが、原状回復と敷金の返却だ。トラブル回避の手段としては、原状回復の費用や敷金について文書の形にしておくことをお勧めしたい。不動産屋によっては、書類自体は用意していない場合もあるかもしれない。貸し主と不動産屋に相談のうえ、退去時に必要なお金の精算を整理して確認しておこう。●退去時原状回復工事明細書。部屋を引き払う際にとかく問題になりがちな「原状回復」についてクリアにするための書類。賃貸物件の損傷部分について細分化し、明らかにした書類だ。貸し主に修繕個所・修繕内容・数量・単価などを明確に出してもらうことによって、問題の発生源を抑えることができる。『敷金精算明細書・退出精算書』敷金についても精算してもらった結果を貸し主に書類にしてもらうといい。賃貸の契約の総まとめともいえるのが、この敷金の精算だ。「立つ鳥、跡を濁さず」で、きっちり締めくくっておこう。退出時には、敷金以外にも家賃や駐車場代、公共料金などの項目ごとに精算した結果を退出精算書にまとめてもらっておくといい。

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