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浴室の広さは1317で十分

2015年9月18日「金曜日」更新の日記

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●浴室の広さは1317で十分
ユニットバスの広さは、「1317」「1418」などの数字で衣示されています。ちなみに、日本では建築図面は原則として、芯々寸法といって壁の中心を基準にします。ユニットバスは例外的にメーカーの商品仕様をそのまま使い、壁の内側を堪準にした内法寸法なのです。浴室の広さはどれくらいあればいいのでしょうか。これは身長などによって違うので、モデルルームで実際にユニットバスの湯船に入って、体験されることをお勧めします。一般に、「1216」では狭く、「1317」なら普通、「1418」だとかなり広く感じるでしょう。ただ、浴室はあまり広いと冬、寒いですし、水逆代や光熱費もかさみます。専有而積が十分ある場合をのぞいて、「1317」で十分ではないかというのが私の意見です。浴室に窓があるプランは人気がありますが、冬場かなり寒い上、湯気でガラスが曇ります。窓はあまり大きくなく、ガラスがペアガラスになっているほうがいいでしょう。 浴室では、附属設備にも注目してください。シャワーホースはビニール製と金属製があり、金属製のほうが原価は5000円ほど高いのですが、耐久性や見た目の高級感で圧倒的に優れます。シャワーフックは上下2ヵ所につけるより、壁にバーを問定し上下スライド式のフックにするのがベターです。浴梢用の蓋も、ジャバラ型ではなく2枚型のほうが多少高いものの、汚れにくく災持ちします。以前、あるマンションの設計で2枚型の蓋を選んだところ、デベロッパーの担当者から「こんな客の見ないようなところに金をかけるなよな」と言われて変更させられたことがあります。

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