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床から天井まで使えるのが本来の収納

2015年9月14日「月曜日」更新の日記

2015-09-14の日記のIMAGE
●床から天井まで使えるのが本来の収納
マンションにどれくらい収納スペースがあればよいかについては、一般に専有面積の7~10%が目安とされます。私もこの目安に賛成です。ただ、注意しなければならないのは、収納率の計算方法です。ところが、収納率の表示にはそうした規制がありません。そのためか、デベロッパーにより計算の根拠が異なることがあるのです。建築の世界で収納スペースとは、押人れやクローゼットのように床から大坪まですべてが収納として使えるスペースをいいます。一流デベロッパーは、この基準に則って忠実に計算し収納率を表示しています。

●三流は収納スペースを拡大解釈
 これに対して一二流デベロッパーは、キッチンの流し台のド部収納と吊戸棚のように、中間が収納になっていない部分も収納にカウントします。さらには、腰高までしかない下足箱、トイレの戸棚、LDのつくり付け電話台などまで収納スペースに含めるケースもあります。間収図を入手しら、自分で収納スペースを確認し、定規で寸法を測り、収納率を算出してみるといいでしょう。広告表示とあまりに違っているとしたら、そのデベロッパーのレベルは推して知るべしです。

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