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悪い動線の例が「メソネット」

2015年9月11日「金曜日」更新の日記

2015-09-11の日記のIMAGE
●悪い動線の例が「メソネット」
逆に、私は住戸内に階段があり、2層式になっているメソネットタイプは勧めません。「戸建て感覚」などと宣伝されますが、階段面積が無駄ですし、階段の勾配がどうしても急なので使いにくく、動線も長くなってしまいます。特に、LDに階段がある場合は冷暖房が効きにくく、吹き抜けになった部分の天丼扇や照明の掃除、修理も大変です。毎日の生活で、自分がどう動くかをイメージすることが、間取りチェックの第。一歩といっていいでしょう。
●主寝室は7帖以上が条件
平面的な広さについては、住戸全体はもちろんですが、各スペースそれぞれの広さが重要です。たとえば、リビングダイニングは、専有面積の4分の1以上あることが望ましいといえます。22坪(約73㎡)なら5.5坪=11帖以上です。また、洋室を主寝室として想定するなら、7帖以上必要です。ナイトテーブルをはさんでベッドを2つ置いても室内扉や収納扉にぶつからないようにするには、それくらい必要なのです。洋室を了供部屋として想定する場合も、机とベッドを無理なく置くには、5帖以上の広さが目安になります。より共体的には、リビングダイニング、トイレ、浴室なども含め、ページを改めて説明します。

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