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図面集や社内資料、設計図書のコピーをもらおう

2015年9月4日「金曜日」更新の日記

2015-09-04の日記のIMAGE
●図面集や社内資料、設計図書のコピーをもらおう
 モデルルームのタイプと自分の予算が合わないなら、自分の予算に合った、本当に検討すべきタイプの問取図を必ずもらいましょう。図面集やその簡易版である社内資料でもいいですが、もし 可能なら、販売センターに備え付けてあるはずの設計図書の該当部分をコピーしてもらってください。モデルルームへ行くことの一番重要な日的は、実はモデルルームを見ることより、自分が検討する住戸の間取図を手に入れることなのです。このことだけは、忘れないようにしてください。

●モデルルームは演出とオプションだらけ 
モデルルームで最も注意しないといけないのが設備や内装仕上げなどのオプションです。コーディネート用の備品を置くだけでなく、中にはほとんどオプションでモデルルームをつくるケースがあります。こうなると、標準仕様とはまったく雰囲気の違った部屋ができあかってしまいます。オプションにはマークが付いていますが、直径1㎝ほどの目立たないシールですので、そのシールが貼ってあるかよく見ることです。2~3年前、大手M社がこの方法を派手にやったことがあります。モデルルームでは、たとえばリビングの壁には腰板を貼り、床にはムク材のフローリングを敷いているのに、標準仕様は量産品のビニールクロスや合板のフローリングなのです。しかも、そうした標準仕様品は、小さなサンプルを販売小務所の片隅に置いてあるだけ。標準仕様で契約した人は、内覧会の時にモデルルームの雰闘気とあまりに違うのに驚き、クレームが殺到したといいます。

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