「大工を代えてほしい!」事件-Y本さん
2015年9月1日「火曜日」更新の日記
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- ほっとしていた2002年12月10日、Y本さんという方から突然入会希望のメールが飛び込んだ。まずはメールをご覧いただこう。
〈現在、新居建築中のところ、自身海外出張が多く、また、現場も東海道線××駅と遠い為、大手ハウスメーカーを信頼し任せていたが、棟上げも近づき現場を訪れたところ、大工の仕事ぶりが信頼感に欠けるものであったため、不安を感じ始めた。以上の状況で、
①工事をチェックする為のノウハウを学び、有効なチェックを行いたい。
②メーカー側に、施主の背後のアドバイザーの存在を認識させ、手抜き工事への警戒感を持たせたい。〉
急いでいる様子なのですぐにメールで対応したところ、返信がきた。読むと問題は深刻。
これは大変な事件だと思うと同時に、サイトに載せなければと直感した次第。
2002年12月11日16時3分
〈以下概略ご連絡申し上げます。
①△△ハウジング㈱
②2×4輸入住宅
③現場神奈川県○○
④現在の工事進捗状況は、
当初の予定の
11月8日(金):足場掛け|
11月11日(月):1F床搬入、施工|
11月14日(木):1F壁搬入、施工|
11月16日(土):2F床搬入、施工|
11月20日(水):2F壁搬入、施工|
11月22日(金):2F天井、小屋組搬入、施工|
11月30日(土):建て方完了予定|
12月4日(水):サッシ搬入予定|
12月7日(土):上棟打合せ予定|
が遅れて、来週の月曜日(12月9日)に最終材(天井、小屋材)が搬入され、16日には上棟予定。
11月30日現場を訪れた際には、大工2名(50過ぎの年配と30くらいの若い大工、年配が棟梁かと思いましたが、お互いの口のきき方から、どっちが棟梁か判然としませんでした)にて側壁のパネルを作っていました。床に釘抜きを打ち込み、支えを作っておいて、パネルを固定し、そのゆがみを鎚でたたいて直し、「気持ち、ずれてるな」「まあいいか」と言うよな会話が交わされており、非常に不安を感じた次第。
まずは基礎工事(床が既に打たれてしまいましたが)、躯体工事の有効なチェックが出来なくなる前にチェック、記録、手直しすべきところあれば要求することと致したく、宜しくお願い申し上げます。
まず、チェックのポイントから上げていただくのが宜しいのでしょうか。
図面等ご入り用でしたら、明日にでもファックス乃至メールに添付してお送りできると思います。
なお、小生、次回現場に赴くのは土曜日(12月7日)になる予定です。
引きつづき宜しくお願い申し上げます。〉
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