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マンションの台所

2015年7月31日「金曜日」更新の日記

2015-07-31の日記のIMAGE
台所は食生活を支える重要な場所であり住戸の機能として大切な所です。最近では主婦ばかりか家族も台所に立って訪問者にサービスし共に楽しむ場所として考えられ、リフォームも多様です。食堂や居間との関係を考慮した対面キッチンやカウンター方式の採用などの工夫も多くなっています。リフォームを行う場合には、今まで使っている台所の排水竪管を利用すること、キッチンの排気経路はそのまま利用すること、それに加えて改修部分の床段差(二飯床の部分)が確保されている条件を考脳する必要があります。また、給水給湯管、そして排水横引管は二重床の中で延長すれば良いわけです。そのときの注意は排水の横引管を四メートル前後以内とすることです。全長でそれ以上になると二重床の間では排水管の勾配がとり切れず、新たに台所の床に段差を生ずることになり日常生活には不都合となります。ガスコンロは屋外への排気側に近づくような移動になります。排気口を新しく設けることは、コンクリートの壁にスリーブを付けなくてはならなくなり、一般的には区分所有法からみて不可能です。専門家に相談し、かつ管理組合規約も十分に参照するなどの注意が必要です。■便所:便所の排水は汚水竪管で行われ、通常大便器に隣接して付いています。便所のリフォームは単独の洗面器を新設したり、便所のアクセサリーやグレードアップが主なものです。便所にスペースがあれば洗面器を設けることができますが、これも台所のリフォームの条件と同様、床が二重床であればその給水給湯管、および排水管も美観よく納まります。

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