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インテリアリフォームの実例は

2015年7月28日「火曜日」更新の日記

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マンションの中で鉄筋コンクリートでできた壁は、取り除くことは不可能と考えた方がよいでしょう。ですから、設備のための穴をあけることもできません。例えば、鉄筋コンクリートの床がそのまま下階の天井となっている場合には、新しく天井を作らないと、照明の位置の変更は、配線の関係で自由に決めることは難しい。スラブ(コンクリートの床)の下に天井が作られている場合には、照明器具の取付け位置の変更や埋め込みなどが可能になります。その結果平面プランも自由に することができます。床については、マンションによってさまざまです。スラブは平坦に作って、その上に、設備の配管をする場合や、配管するためにスラブを下げて作る場合などがあります。そして、その下げた場所に木造で床を作る場合とシンダーコンクリート(鉄筋のない軽いコンクリート)で埋めてしまう場合があります。ですから、リフォームをする際に、この構造のスラブがどのようになっているかを確認することから始めなければなりません。特に水まわりをリフォームするときにはなおさらです。それによって給排水の位置移動が可能になるかどうかが決まってきます。マンションリフォームのポイントの一つに、スラブが必ずしも平坦とは限らないということです。せっかく構造体の壁がなく、小さい部屋で区切られていると分からなかったのが、間仕切壁を撤去して大きな部屋にすると、スラブが何センチか下がっていることが分かり、面食らうことがあります。

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