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限られた空間でのインテリアリフォームはどうしたらいいか

2015年7月26日「日曜日」更新の日記

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マンションにおいて、増築の許されない限定された空間でのリフォームはどうしたらよいか。現代のマンションは、不特定多数の人のために作られていて、特定の住み手のために作られた注文された住宅ではないと思うことからはじまります。限られたマンションの中で、狭い床面積の配分ばかりを考えるだけでなく、限られたなかでより豊な空間を作ることが大切なのです。そのためには、次にあげるようなリフォームテクニックを参考にしてみてはいかがでしょう。①壁をうまく利用し、固定した壁で一つ一つを小さく区切らず可動自由な間仕切り壁で区切ることです。しかし、プライバシーがありますから全部とはいきませんが、主寝室、浴室、トイレ以外は可能です。最近では、浴室でさえ透明ガラスで作り、必要に応じてブラインドで目かくしをする例もあるぐらいです。これは先に述べた、ライフスタイルなどによって決まってくる場合が多い。②生活用品をなるべく見せない方法。使う場所に収納を設け、建具で、壁のように見せてしまう方法です。どうしても、雑貨類、本類など見えると、スッキリしません。③色調を考えることです。生活用品、衣類などに色が必ず入ってきますので、生活の器である住まいは、できる限り、同じ素材の同じ色に整えておくよう心がけることです。特に狭い空間では、うすい色の方が広く見えます。その方が住まい手側の趣味を生かし、クッション、絵、テーブルセンターなどでアクセントカラーを楽しむことができます。また、照明器具なども、器具の形を楽しむより光のそのものを楽しむように変化してきています。注意したいことは、小さな部屋で、照明器具により目線をさえぎるのは避けたいものです。

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