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マンションの植栽管理と環境整備をどのように行うか

2015年7月24日「金曜日」更新の日記

2015-07-24の日記のIMAGE
■緑の楽しみ、緑の役割:マンション屋外の緑地には多くの植物が植えられ、樹木には以下のようにいろいろな役割があります。緑陰の形成、落葉樹は夏は緑の木陰をつくり、冬は陽射しを通しサンコントロールをします。生垣、灌木類は歩道や公園などと住宅の間に配置し、人の視線をコントロールし、目隠し、プライバシー確保するためのクッションの役割をはたします。植物は空気中の炭酸ガスを吸込み、光合成してこれを新鮮な酸素に転換し、空気を清浄にします。芝生や笹、アイビー、リュウノヒゲや草木類などの地被類は、剥きだしの土をカバーし、雨の後にはぬかるみ、風で砂埃が舞うのを防ぎます。また法面に植えて地滑りを防止する場合もあります。防風林の様に風避用に配置される場合もあります。金木犀や花木には芳香が楽しめるものもあります。■緑の管理と楽しみ方:管理組合では造園会社とメンテナンス契約を結び委託している場合もあります。除草、芝生、地被、低木、灌木、高木の勢定、刈込み、病虫害の駆除などの業務を委託し、大きな団地では植栽管理の委託費はかなり高額になります。植木の会、緑の会などの居住者の自主的サークルで楽しみながら緑の管理をしている場合もあります。植木に明るい人や老人の音頭で、居住者なら誰もが勉強しながら参加できる植木の管理例を記述してみます。〇草取り、除草、芝生の管理:春から夏にかけて雑草が生繁ります。草取りデーを設けて手抜きによる草取りをしたらいかがでしょう。芝刈りや目土入れ、エアーレイションなどの芝庭管理も素人だけでもできるでしょう。〇掃除、落ち葉焚き、堆肥つくり:秋になると落葉樹が葉を落とし、下水管や側溝がつまってしまいます。落ち葉を掃き、子供達を集めて焼き芋大会はいかがでしょう。また落ち葉をためておくと良好な堆肥が造れます。〇低木、灌木剪定:高木の剪定は植木屋さんに頼み、ツツジ、さつきなどの低木や生け垣、灌木類の刈り込み、剪定は素人でも楽しくやれる作業です。〇緑と親しむ行事の企画:お花見の会花埴をつくり楽しむ、竹林の管理とタケノコ取りや竹細工、竹とんぼ、竹馬、籠、タケノコ、門松を皆で作る。梅林の管理と梅干し取り、柿、梨、栗、ミカン、ビワ、アワビ、ザクロなどの果樹の管理と収穫祭、イチョウと銀杏、椎茸、ドングリ、シイノミ、たんぽぽ、つくし、セリ、ナズナ取りなど、四季折々に季節を楽しむ企画がマンションの中でできるでしょう。

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