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マンションの長期修繕計画作成および見通しのための診断

2015年7月19日「日曜日」更新の日記

2015-07-19の日記のIMAGE
マンションに入居してすぐに長期修繕計画を作成する場合は、各部の劣化・損傷はまだないので、簡単な現状を確認しておく程度でいいのですが、数年以上経過して長期修繕計画を作成したい、あるいはすでに作成されたものをその通り行っていいのかどうか判断したい、といった場合には診断が必要です。長期修繕計画は、建物のどの部分を、いつ頃、どの程度の費用をかけて行うべきか、それには、毎月の修繕穣立金はどのぐらいにしておくべきかを明らかにするためのものです。ただし、それはその時点での見通しと予測に基づくもので、材料の劣化・損傷の進行具合は日常のメンテナンスの仕方や環境の変化などによって異なってきますので、何年か毎に現状の劣化・損傷度を正確に把握して、修繕の時期・項目を見直してゆくことが大切です。■定期的に行う診断:健康診断、定期検診と同じです。特別不具合は感じていなくても、隠れたところで重大な問題が発生しつつあるかもしれません。これらを早期に発見し、事前に適切な手をうてれば申し分ありません。それに、各部の劣化状況を定期的に観察し、記録に残しておけば、その後行う修繕計画や修繕工事の際、貴重なデータとして役立てられます。

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