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人間の五感で確認

2015年7月9日「木曜日」更新の日記

2015-07-09の日記のIMAGE
新築住宅を購入した人を守るしくみとして、2009年10月1日の法改正で、「住宅瑕疵担保履行法」が施行されました。新築住宅の売り主である不動産会社は、住宅瑕疵担保責任保険が強制加入になります。保険料は不動産会社が全額負担します。これは購入したマンションに問題が生じ、補修や建て替えが必要になった場合、万が一、売り主の不動産会社が倒産して補修が行えない場合も、最長10年間、補修にかかる費用を保険金として直接住宅保証機構に請求することができる制度です。この場合、マンションの引き渡し後に保険付証明書を受け取ることになりますので、大切に保管してください。こうした最悪のケースは考えたくないものですが、昨今の不動産業界の状況を見ると、備えは万全にしておいたほうがいいと思います。マンションの完成の9ヵ月前くらいになると、カラーセレクトや設計変更の最終の申し込みと確認があります。壁紙やフローリング、建具(扉)、キッチンなどの色を無償で選べるケースも増えていますが、これらの発注は引き渡しの半年以上前に行われます。それを過ぎてしまうとすでに発注が終わっていて、好みのものを選ぶことはできませんが、交渉次第でほかのサービス(たとえばエアコンー台取り付けなど)で補填してもらえることもあります。また、カーテンや照明、エアコンなどは有料のオプションとなります。引き渡しの2~3ヵ月前には、「オプション会」として説明会が開かれます。

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