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ローンを通すコツ

2015年7月5日「日曜日」更新の日記

2015-07-05の日記のIMAGE
余談ですが、銀行のローン担当者は、毎月の貸出額が自分の営業成績になります。だから、できればお金を貸したいと思っているのです。とくに住宅ローンは貸し倒れの少ない、リスクの少ない融資ですので、住宅ローンの融資に力を入れています。不動産会社が間に入っていれば、銀行の担当者と直接話すことはまずないと思いますが、たとえば転職の理由ひとつでも、「ほかにやりたいことがあったので…」とか「人間関係で……」なんて正直に答えてしまってはダメなんです。「収入を増やしてステップアップのために」とか「ぜひ来てくださいという会社があって」など前向きな説明をしておきましょう。不動産会社のローン担当者は、金融機関にいた人も多く、ローンを通すコツはよくわかっています。この人たちはプロですからすべて任せておきましょう。ローンが通らないとマンションの契約、引き渡しができないわけですから、一生懸命銀行と交渉してきてくれるはずです。不動産会社が代行してくれると、書類を揃えるのに手間が省けるだけでなく、こういったメリットもあるのです。前述しましたが、ローンの返済が始まるのはマンションが完成して引き渡しが済んだ後になります。金利も財形融資以外は事前審査の時点ではなく、引き渡し月の金利が適用されることになるので、場合によっては金利が変わってくることもあります。完成がかなり先のマンションを契約した場合、金利が多少上がる可能性も含めた資金計画をしておいたほうがいいでしょう。

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