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住まいにエコキュートを(災害時)

2015年6月30日「火曜日」更新の日記

2015-06-30の日記のIMAGE
エコキュートも、IHクッキングヒーターも電気で動いているわけですから、停電になったら、たしかに困ります。でも、最近は停電そのものが稀になってきているわけですから、それほど不安に思うことはないと思います。災害時の復旧の速さという点でも、電気はすぐれものです。1995年に起きた阪神・淡路大震災では、100%復旧にかかった日数は都市ガスが認日だったのに対して、電気は7日。復旧に3カ月近くもかかったガスにくらべて、電気は「1週間」という驚異的な速さで復旧できたのです。こうした復旧日数の差は、ガス管は地中を通っているに対して、電線は地上を通っているという違いが大きいようです。こうしたデータから、家庭のエネルギー源としては、ガスよりも電気としたほうが、いざというときに強いことがご理解いただけることでしょう。また、ガスの場合、ガス漏れやガス管の破裂による火災などなど、二次災害の怖さがあります。電気の場合は、そうした不安が減少されます。災害ということで、エコキュートのメリットをさらに付け加えれば、タンクには「非常取水栓」がついており、災害時、水道がとまってしまったときには、タンクの中の水を生活用水として使用することができます。非常用の備えとしても、エコキュートは活用できるわけです。このように、エコキュートやIHクッキングヒーターなどのオール電化製品は、万が一という場合にも、ほかの電気以外のエネルギー源で動く機械にくらべてストレスなく使っていただくことができます。

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