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購入需要の冷え込み

2015年6月3日「水曜日」更新の日記

2015-06-03の日記のIMAGE
近年の不動産相場は、もっと大きな変動の中を動いていたのです。そして、不動産取引を経験したことのある方ならわかると思いますが、数十万単位の価格の交渉なら、通常の不動産売買取引でいとも簡単に折り合いが付きます。数百万円(物件によっては数千万円)の価格交渉にも、弾力的に応じることさえ珍しくはないのです。購入希望者にとって、本当に安く住宅を手にすることができるのは、むしろこれからの時期です。政府は消費税のアップに鑑みて、期限付きではありますが、他の税金面での税率ダウンを図りました(不動産の購入に関わる登録免許税、印紙税、不動産取得税)。納めた所得税が戻ってくる住宅ローン控除も、還付額が多くなります。さらに、今後しばらくは不動産業界も購入需要の冷え込み観で、その対策に頭を抱えることになります。おそらくは新築物件の場合には、消費税の値上がり分を価格に反映できず、実質的な価格はこれまでよりも割安なものとなるはずです。中古の場合にも、全体的な不動産需要の減退から、相当な値引きをしなければならなくなるはずです。今のように供給が多く、需要が少ない時期には、大幅に安い値段で買い叩くことができるのです。このような絶好の時期を逃してはいけません。

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