住宅ローンの借入可能額

: 住宅ローンの借入可能額はさまざまな基準で決まってきます。まず、年間返済額が税込み収入の何％になるかという「返済負担率」が基準の一つ。「フラット35」と財形住宅融資では、年収によって返済負担率が違います。銀行ローンでは、各金融機関がそれぞれの基準で返済負担率の限を設定しています。また、ローンの種類によっても匕限が決められています。「フラット35」の限度額は8000万円で購人価格の100％以内。財形住宅融資は財形貯蓄額の10倍以内。銀行ローンは金融機関によって違いますが、価格の100％まで借りられるケースもあります。このようにして出された融資限度額は、あくまでも貸す惻からの基準です。この金額で無理なく返済していければいいのですが、家計の事情はそれぞれ。家族の人数や了供の教育にかけたい金額などによって、住宅ローンにまわせる金額は違ってきます。自分が返していける金額を基準に検討することも忘れてはいけません。24～25ページを参考にして、自分が毎月返済していける金額を把握したら、左ページの表で借入可能額を確認してみましょう。